日常が、旅の舞台に変わる 隠れた魅力の発見旅『海旅モニターツアー in 富山県射水市』を開催

株式会社ワールドエッグスは、一般社団法人 海と食文化フォーラムとともに、「海旅プロジェクト」を推進しています。

本プロジェクトでは、地域の「海と食」をテーマに、地元の人々にとっての日常の風景や営みを、訪れる人にとっての新たな発見と学びの場として提供。感動体験を通じて海洋文化や社会課題への理解を深め、海と人とのつながりを再認識。さらに、次のアクションにつなげることを目的としています。

第一弾として、「日本のベニス」と呼ばれる風情ある港町・富山県射水(いみず)市新湊地区を舞台に「海旅モニターツアー」を、10月9日(木)〜10日(金)の2日間に渡り実施しました。これは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として開催されたものです。

新湊地区の富山湾と交わる川・内川を中心に、漁業や食文化とともに独特の暮らしを育んできた地域の魅力をふんだんに盛り込みました。白えび漁や競りの現場見学、町並み散策、食体験などを通じて「海とともにある日常の豊かさ」に触れる旅を、旅行、食、メディア業界の方々や農漁業を学ぶ大学生など計8名のモニターが体験しました。

地元キーパーソンによる内川の魅力発信

・射水市観光まちづくり課 佐野泰寛さん

「内川周辺エリアと観光資源としての可能性」
かつて見過ごされてきた漁師町の風景を「残すべき暮らしの財産」と捉え、行政の立場から再生に挑む姿に、参加者は”地域と共に生きる観光”のあり方を実感。

グリーンノートレーベル株式会社 代表・空間デザイナー 明石博之さん

「空間デザインから見る海と暮らすまち、内川の魅力」
十数年前、内川の人と風景に魅せられ移住したという明石さんがリノベーションを仕掛けた「AKAMA富山」。“よそ者”だからこそ見えた価値と、地域との関係構築から生まれる新たな魅力づくりのヒント。

白えび漁師 野口和宏さん

「白えび漁×富山湾の海について」
新湊の漁師たちが代々受け継いできた多様な漁法や文化、富山湾の環境変化を通じ、令和の漁師が直面する課題と海の今を学ぶ。

富山湾の幸をふんだんに使った夕食のほか、朝のセリ見学や白えびの殻むき体験など、射水ならではの魅力を五感で堪能する内容となりました。

本ツアーで得た知見をもとに、「海旅」のコンセプトをさらに深化させ、各地域での展開を検討しながら、次世代へ豊かな海を引き継ぐ取り組みを進めてまいります。

イベントの詳細概要は、プレスリリースを参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000315.000161057.html

一般社団法人 海と食文化フォーラム