岐阜県の県魚「鮎」をヤナ漁体験してさばく 自然の恵みを考える『日本さばける塾 in 岐阜県』を開催
株式会社ワールドエッグスは、一般社団法人 海のごちそう推進機構(東京都千代田区)とともに、「日本さばける塾」を推進しています。
「日本さばける塾」は、魚のさばき方や海や魚種の変化を学び、郷土料理の調理体験を通して海の食文化を継承、発信する取り組みです。今年度は、全国10エリアが選ばれ、各地域の一般事業者が主体となって運営しています。
10月4日(土)、岐阜県関市で一般社団法人海と日本プロジェクト岐阜(岐阜県岐阜市)が主体となり、「日本さばける塾 in 岐阜県」を開催。これは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
会場は、伝統漁法「ヤナ漁」が体験できる「板取川洞戸(ほらど)観光ヤナ」。岐阜県内の小学5・6年生と中学1年生の親子10組20人が参加しました。まず、同施設の社長・船戸忠幸さんを務め、海と川を行き来する岐阜県の県魚「鮎」に温暖化が与える影響などについて学びました。


その後、実際に川に沿って設置された幅約10m、長さ約30mの大掛かりなヤナ場で鮎を収穫。捕った鮎をさばき、地元に根差したオリジナル料理作りに挑戦!
「ヤナ漁」とは、川の中に木や竹で作ったすのこ状の梁(やな)を設け、上流から泳いできた魚を捕まえる伝統的な漁法。この日は、あいにくの雨でしたが、子どもたちははねる鮎を手で捕まえ、山・川・海の恵みと命の尊さを実感していました。


調理体験では、同施設で調理を担当する池内五十鈴さんの指導のもと、自分で捕った鮎を使って3品作ります。「上之保ゆず香る 鮎の南蛮風」は腹開きでぶつ切り、「鮎の洞戸味噌田楽」は背開き、「鮎雑炊」は3枚おろしに。初めて魚をさばく子どもも多くいましたが、講師や保護者のサポートを受けながら真剣に取り組み、多くの参加者が骨も残さず完食しました。
参加した子供たちからは、
「鮎を掴んだらヌルヌルしていて、すごい感触だった」
「さばき方がいろいろあって難しかったけど、上手と言ってもらえて嬉しかった。家でも挑戦したい!」などの感想が寄せられ、自然の恵みを学ぶ充実した1日となりました。
イベントの詳細概要は、プレスリリースを参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000298.000161057.html
一般社団法人 海のごちそう推進機構
http://sabakeru.uminohi.jp/
一般社団法人 海と日本プロジェクト岐阜
https://gifu-uminohi.jp