東松島の豊かな海を体験する親子プログラム『日本さばける塾 in 東松島』を開催

株式会社ワールドエッグスは、一般社団法人 海のごちそう推進機構(東京都千代田区)とともに、「日本さばける塾」を推進しています。
「日本さばける塾」は、魚のさばき方や海や魚種の変化を学び、郷土料理の調理体験を通して海の食文化を継承、発信する取り組みです。今年度は、全国10エリアが選ばれ、一般事業者が事業を推し進めています。
9月20日(土)、宮城県東松島市で一般社団法人ODYSSEY(宮城県東松島市)が主体となり、「日本さばける塾 in 東松島」を開催。これは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
本イベントでは、実際に定置網で魚を取り、それをさばき「漁師めし」を作る調理体験や、地元漁師や研究者による「海の学び講座」を実施。
さっそく、早朝4時45分に5組12名の親子が松ヶ島漁港に集合。地元漁師の大友康広さん(大友水産代表・ODYSSEY共同代表)の案内で、普段は見ることのできない定置網漁の現場に向かいます。網を引き上げる瞬間、魚がとび跳ねる様子に子どもたちは歓声を上げ、息を合わせて活きた状態で魚を水揚げしました。この非日常的な体験は、子どもたちにとってかけがえのない学びです。
身近にあるはずの海が実は遠い存在だったと再認識され、魚を獲る苦労と達成感を親子で感じ入る、忘れがたい体験になりました。



さらに獲れたての新鮮な魚をさばいて「漁師めし」作りや「海の学び講座」など内容が盛りだくさん。特に、調理体験では大友さんの指導の下、魚の持ち方や包丁の入れ方を一つひとつ丁寧に学びました。子どもたちは最初、おっかなびっくり手を動かしていましたが、次第に慣れ、ひたむきに魚をさばくように。
一同、発見の連続で参加者からは、「丸のままの大きな魚を触ったことがなかったので、今回魚の構造を知ることができたのが良かった」といった声も聞かれ、笑顔と達成の喜びが会場を包み、魚を“いただく”ことの意味や感謝の念を強めたようです。



本プログラムは、“食べる”という体験を入口に、地域の自然や漁業、環境問題までの連鎖を実感し、参加者にとって単なる調理体験を超えた、深い学びと気づきの場となりました。
イベントの詳細概要は、プレスリリースを参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000272.000161057.html
一般社団法人 海のごちそう推進機構
http://sabakeru.uminohi.jp/
一般社団法人ODYSSEY
https://www.odysseynaturejapan.com