入道崎灯台でなまはげと石焼料理を満喫してきました!

企画チームの佐々木です。
9月27日に開催された「入道埼灯台 石焼フェス&体験ツアー」に行ってきました!
入道埼灯台がある秋田県男鹿市といえば、「泣く子はいねぇが」でおなじみの“なまはげ”ですよね。
当日は、なまはげ太鼓やなまはげと並ぶ名物・郷土料理「石焼料理」も楽しめるとあって、前日からワクワク!
この日は快晴で最高のイベント日和でした。


まずは、躍動感たっぷりのなまはげ太鼓を堪能👹
改めて「こりゃ子どもは怖いべよ〜(秋田弁で“怖いだろう”の意味)」と思いつつ、
災いを祓ってくれる神様に感謝しながら、食いしん坊の本領発揮です!


キッチンカーもずらりと並び、石焼ビビンバや石焼デザートなど、思わず目移りするほど
中でもメインイベントは、漁師料理に着想を得た郷土料理「石焼き料理」の実演!

秋田杉の桶に張った湯の中に、男鹿沖で獲れた新鮮な魚を食べやすい大きさに切って投入
さらに、800度に熱した石を入れると一気にモクモクと湯気が立ち上がる様は迫力満点!
映える見た目とは裏腹に、素材のうま味がぎゅっと凝縮された素朴な味わい。
余談ですが、秋田でも放送されていた「食いしん坊◯◯」で松岡修造さんが石焼料理を紹介していました。
予約必須ですが、「お食事処 美野幸(みのこう)」や男鹿温泉郷などで堪能できますので、気になった方はぜひ。
満腹になったところで運動がてら、入道埼灯台の115段のらせん階段へ。展望台の眼下に白神山地や雄大な日本海の景色が広がります!


左の写真の左下に写っている石は、なんと約7,000万年前、火山から噴出してできた溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)。石焼料理は急激な温度変化が生じるため、この石でなければ石が割れてしまうのだとか・・・
実は日本には3,000以上の灯台があるのですが、今年11月で点灯127周年を迎える入道埼灯台は、のぼれる灯台(全国でわずか16か所)のひとつ。しかも、白黒の縞模様はここだけらしい。
さらに、日本海に沈む幻想的な夕日や絶景が評判で、「恋する灯台」や「日本の灯台50選」にも選ばれています。
この日は海上保安庁のマスコット「うみまる」も登場し、子どもたちに大人気でした。

灯台を出た右手の灯台資料展示室では、「燈の守り人」のキャラクターがお出迎え!

艫作埼灯台(へなしさきとうだい)の大型レンズをはじめ、貴重な資料がずらり
思わず見入ってしまいます。


その後は、付近を散策
北緯40度のモニュメントと、江戸時代後期の紀行家・菅江真澄(すがえ ますみ)の碑がありました。


この北緯40度線は、地理の問題にもよく出てくるそうで、「窓から罰金 飽きたら出るよ(マドリード・アンカラ・バクー・北京・秋田・タラント・フィラデルフィア)」なんて覚え方もあるんですよね。
ちなみに菅江真澄は、なまはげを最初に記した人のようです。
このほかにも体験ツアーや入道埼灯台のライトアップなど盛り沢山!
男鹿半島には、寒風山やCMでおなじみのゴジラ岩、男鹿水族館など、見どころが尽きません。次こそは泊りがけでゆっくり満喫したいと、名残惜しく帰路につきました。