檜原村リトリートで出会った、新しい風景と、新しい視点
こんにちは、吉田恭兵です。
先日、社内の新しい福利厚生としてスタートした「檜原村リトリート」を利用して、1泊2日のワーケーションに行ってきました。場所は東京都唯一の“村”、檜原村(ひのはらむら)にあるワーケーション施設「Village Hinohara」。
普段とは違う環境で、自然のなかに身を置きながら仕事をする。
その目的も大いに果たせましたが、それ以上に印象的だったのは、人との出会いと、そこから生まれる視点の変化でした。
都心から1時間半、気持ちが整う場所
車で高速を使っておよそ1時間半。想像以上に近く、気がつけば目の前には豊かな緑、澄んだ川、鳥のさえずり。

施設の中も洗練されていて、壁一面のレコード棚や大きなスピーカー、薪ストーブが印象的な落ち着いた空間。天候に左右されず、自分のペースで集中できる場所です。


もちろんWi-Fi環境も整っていて、仕事にも支障なし。
それでいて、ふと顔を上げれば山の稜線が見え、川の音が耳に届く。気持ちよく“整いながら”仕事できる感覚です。
そして、思わぬつながりが視野を広げる
今回、施設に宿泊していたのは真鶴町の方々。
音楽が大好きな酒屋の店主さんや、EVメーカー勤務の方など、バックグラウンドの違う面白い人たちと自然と話が弾みました。
さらには、檜原村役場の方や企業の見学者の方々とも交流する機会があり、普段の業務では得られないような視点や話題に触れることができました。
実は、檜原村と真鶴町は災害時の協定を結んでいたり、教育面での交流もあるとのこと(参考記事)。
そういった地域同士のつながりに、今回の滞在を通じて自分自身も関わることができたのはとても貴重な経験でした。
「ただ働く」だけじゃない価値
今回のワーケーションは、もちろん環境としても申し分なく、気分転換や集中力の切り替えに非常に効果的でした。
でもそれ以上に、「誰と過ごすか」「どんな出会いがあるか」が、実は大きな価値になるのではと感じました。
新たなつながりによって、自分の視野が広がり、ふだんの業務では得にくいアイデアや視座を手に入れる──そんな“副産物”が、このリトリートにはありました。
最後に
今後、真鶴町や檜原村の方々とのつながりを活かして、会社として何か面白い掛け算ができないか、そんな可能性を感じながら帰路につきました。
これから利用される方も、ぜひ“仕事”だけでなく、“対話”や“余白”を楽しんでみてください。
リトリート、想像以上に奥深いです。
