海を学ぼう・さばいて味わおう『日本さばける塾 in雲仙』を開催しました

株式会社ワールドエッグスは、一般社団法人海のごちそう推進機構（東京都千代田区）とともに、「日本さばける塾」を推進しています。

「日本さばける塾」は、魚のさばき方や海や魚種の変化を学び、郷土料理の調理体験を通して海の食文化を継承・発信する取り組みです。今年度は、全国10エリアが選ばれ、各地域の一般事業者が主体となって運営しています。

11月23日（日）、長崎県雲仙市の一般社団法人地域イノベーション推進機構が主体となり、同市内で「日本さばける塾 in 雲仙」を開催しました。

当日は、地元漁業の現場を知ることを目的に、養殖サバ「ニボサバ」の生け簀を見学しました。青みがかった体表や勢いよく泳ぐ姿を観察した後、水槽内のサバを網で捕獲する体験に挑戦。逃げ回るサバが立てる水しぶきに歓声が上がりました。漁港での処理方法や鮮度保持の工夫についても学びました。

その後は調理体験に移り、サバの三枚おろしとカタクチイワシの手開きに挑戦。新鮮なサバの身の硬さに苦労する場面もありましたが、協力し合ってサバの刺身とカタクチイワシの天ぷらを調理することができました。試食では、自分たちの手で魚をさばいた実感もあり、どんどん箸が進む様子が見られました。さらに、地元漁師による赤潮被害や海洋ごみ問題についての話も行われ、近年の海の環境変化が漁業に与える影響を知る時間となりました。

参加した子どもたちの保護者からは「生きた魚をさばける体験は貴重なので良かった」「いつも眺めている海について、大人も知らないことだらけで大変勉強になった」といった感想が寄せられ、家族で海への理解を深める機会になったことがうかがえました。

イベントの詳細概要は、プレスリリースをご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000406.000161057.html